Jiyujin
Since 2021
香り豊かな“蜜りんご”のサイダーに出会ったことがありますか ?

海外のサイダーは専用りんごで作られることが多く、酸味も香りも強くはっきりとしています。一方、日本のサイダーは食用りんごで作るため香りも個性も弱い…そんな従来の印象を変える香り豊かなサイダーを作りました。松本の生産者が手間暇かけて作った“蜜りんご”を低温で醸すことで香りを引き出し、味を追求した結果、少量ずつ時間をかけて熟成させる。大量生産では作り出せない、松本産りんごの美味しさをそのまま感じられる信州ならではのサイダーです。

Creator and Brewer
松本本箱シェフ・信州発酵研究所醸造家 石川大

1984年、静岡・富士宮市生まれ。東京の調理師専門学校を卒業後、都内と静岡のイタリアレストランで勤務。その後イタリアへ渡り現地のレストランで本場のイタリアンを学ぶ。その最中にイタリアンとローカル・ガストロノミーを掛け合わせた料理を提供する自遊人と出会う。入社後は『里山十帖』での勤務を経て、スーシェフ(副料理長)として『箱根本箱』へ。オープニングから2年半、『箱根本箱』の発展に寄与し、2021年1月より『松本十帖』のシェフ(フードディレクター)に就任。同時にサイダーの醸造を開始。

クリエイティブ・ディレクター 岩佐十良

1967年、東京・池袋生まれ。武蔵野美術大学でインテリアデザインを専攻し、在学中の1989年にデザイン会社を創業、のちに編集者に転身。2000年に雑誌「自遊人」を創刊し、編集長に。2002年、日本全国の美味しくて安全な食を提供する『オーガニック・エクスプレス』をスタート。
2004年には日本の主食である「お米」を学ぶため、活動拠点を東京・日本橋から新潟・南魚沼市に移転。2014年、同県同市に『里山十帖』を開業。以後、『講大津百町』(滋賀県)、『箱根本箱』(神奈川県)『松本十帖』(長野県)を開業。ライフスタイル提案型複合施設やローカル・ガストロノミーという新たなジャンルを開拓する。